こんにちは。店主です。
11日水曜日に開催しました「第8回ワインメーカーズディナー」
シャトーメルシャン工場長・齋藤 浩氏をお招きしての、
「桔梗ヶ原メルローを愛でる会」が無事、終了致しました。
今回も楽しい、深いお話を、ご参加いただきましたお客様方には
体感していただけたと思っております。
きいろ香en Hommage a Taka Magnumから始まります。
各ワインの歴史を探究していきます。
皆さん真面目に聞く耳を立てております。
コルクが見事なまでに弾力があり、美しかったです。
カマンベール・ノルマンディ、サン・ネクテールです。蜂蜜を添えてサーヴィス。
ワイン談義で大盛り上がり。斎藤さんも熱弁です。
9名貸切の有意義なワイン会でした。
2002はシグネチャーもつくった年ですが、2003は雨も多く厳しい年だった為、
この年にはシグネチャーがつくられなかったそうです。
そのシグネチャー用葡萄が桔梗ヶ原メルロー2003に使われ、
どちらのヴィンテージも深みなある、エレガントな味わいでした。
この頃から垣根のメルローも作られ始め、一文字短梢と垣根のメルローが
使われてきたようです。
特に、1992の桔梗ヶ原メルローは素晴らしかったです。
熟成したポムロールやサン・テステフの格付けワインを想わせる味わい。
ブーケやフィネスにハ―バルさを感じ、余韻のほのかな甘さが印象的でした。
86は熟成が進み、優しい酸味は中心的。
方や85は色調も深く、綺麗に熟成したブーケが官能的。
日本のワインとは思えないエレガントな味わいでした。
自分自身でも素晴らしい体験ができた事にビックリしました。
そして、シャトーメルシャン・齋藤さんには感謝しております。
また、新たな企画を考えておりますので、是非皆様のご参加を
心よりお待ちしております[E:good]