こんにちは。店主です。
日本遺産!
文化庁は19日、地域の文化財をテーマでまとめて魅力を発信する「日本遺産」に、
「日本ワイン140年史」(甲州市・茨城県牛久市)や「甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡」など21件を新たに認定した。
日本ワインは3度目、昇仙峡は初の申請で認定され、山梨県関連は4件となった。
「日本ワイン140年史」は、ぶどう栽培とワイン技術を学ぶため高野正誠(masanari)、土屋龍憲(ryuken)が渡仏した140年前を起点に、
甲州市と牛久市が互いに地域特性を生かしてワイン文化を醸成してきたとする内容。
構成文化財は計32件、甲州市分は宮光園や創業100年以上の歴史あるワイナリーなど22件となった。
審査委員会は、「人と土地が結び付き、夢を感じる。
日本でワイン造りと普及の歴史をストーリー化する姿勢が評価できる」とした。
日本遺産は、地域に根差した文化財の魅力を高め、観光資源に活用してもらうため、文化庁が2015年度に設けた認定制度。
県内関係は、山梨、笛吹、甲州3市の「葡萄畑が織りなす風景」、北杜など山梨県の6市と長野県にまたがる
「星降る中部高地の縄文文化」を含め、計4件となった。
日本ワインの黎明期を物語る創業100年前後の伝統のあるワイナリーは、
勝沼醸造 (Katsunuma jouzou)
丸藤葡萄酒工業 (Marufuji budoushu kougyou)
原茂ワイン (Haramo wine)
くらむぼんワイン (Kuramubon wine)
の4社で、いずれも和風建築。